カード合わせとは

「カード合わせ」とは、2種類以上のカード等を揃えた人に対して景品を提供する懸賞方法のことです。

また、「カード合わせ」による懸賞は、景品の最高額や総額にかかわらず、全面禁止されています。

カード合わせが全面禁止されている理由

  • 消費者を騙しやすい方法であるから。(専門用語では「欺瞞性が強い」といいます)
  • プロ野球カードやビックリマンカードのように、子供向けの商品に使われ、子供の射幸心を煽るから。

なぜ消費者を騙しやすいのか?

「揃える」ことは感覚よりも難しい

サイコロを振って1〜6の目を全部揃えると、景品が貰えるという懸賞を仮に考えます。

  • 最初は1〜6のどの目でもいいので、6/6の確率。
  • 次は6個中5個が当たりになるので、5/6の確率。
  • 3つ目は、同様に考えて、4/6の確率。

最初の3つが、ハズレ無しに揃う確率は約55%です。

ところが、4つ目〜6つ目が当たる確率は、それぞれ 3/6、2/6、1/6 です。ハズレ無しに揃う確率は約3%になります。

最初のいくつかを当てた調子で最後まで当たると消費者が勘違いしやすいようになっているのです。

注ぎ込んだお金を考えると後に引けない

1〜6の目を揃える「カード合わせ」で、5つまで揃いました。

最後の1つは、確率は1/6なのでなかなか揃いません。

けれども、消費者は5つ揃えるのにお金を投じているので、全部揃うまで止めたくありません。

しかも、次の1回で揃うかもしれません。

最後の1つを揃えるのに、「もう1回で揃うかも」「もう1回で揃うかも」と、際限なくお金を投じてしまう心理を作っているのです。

確率をごまかすことが容易

1〜6の目を揃える「カード合わせ」で、6の目だけ出る確率が1/1000で、それが消費者に知らされていなかったらどうでしょう。

消費者は、他の目と同等の確率で6が出ると信じて、「もう1回で揃うかも」「もう1回で揃うかも」と、際限なくお金を投じることでしょう。

コンプガチャは「カード合わせ」であり違法です

カード合わせの定義を見てわかるとおり、コンプガチャも「カード合わせ」であり、禁止されているものです。

もともと法律で禁止されているものでしたが、コンプガチャが社会問題になった当時は、コンプガチャが一般に浸透してしまっている状況がありました。

そこで、消費者庁は平成24年5月18日に、明確に「コンプガチャは違法」である見解を公表しました。



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